太ももの裏が痛くなったりしびれるのは坐骨神経痛!でも原因は様々!-しびれの足ドク-

太ももの後ろからふくらはぎを通って足の裏まで至る痛みが坐骨神経痛です。坐骨神経は全身の中で一番長い神経で、皮膚に近いところを通っているので、温度変化や肌表面からの圧迫、傷などの影響をたいへん受けやすい神経です。

坐骨神経痛は、神経痛の中で最も多くみられる症状です。

坐骨神経痛の始まりとは?

坐骨神経痛は、ももの後ろからふくらはぎを通って足の裏までが鈍い痛みに襲われます。長い神経なので、広い範囲が連続的に痛むのが特徴です。発作的な痛みはあまりありません。

立ったり横になったりなどの動作の転換、また、歩くなどの動作で鈍い痛みがしつこくやってきますので、大変つらい症状であると言えます。

放っておくとどうなる?

坐骨神経痛は、ただの「症状」にすぎません。原因は他にあることがほとんどです。

主な原因は、

椎間板ヘルニア

背骨と背骨の間に入っている椎間板が外に飛び出して神経を圧迫する病気です。激しい痛みやしびれを伴います。

変形性腰椎症

腰椎の椎間板が変形して周りの神経や筋肉を圧迫してしまう病気です。加齢によっておこることが多いようです。

カリエス

現在はほとんど見ることがありませんが、根絶したわけではない病気です。脊椎に結核菌が感染しておこります。日本では20代に発症することが多いようです。放っておくと、脊椎を作っている椎体が破壊されます。背骨が湾曲し、腹などに膿がたまって神経麻痺になることもあります。初期のうちに治療することが大切です。

腫瘍

骨によって坐骨神経が圧迫されて起こるタイプの坐骨神経痛は、前かがみになると圧力が弱まります。なので、前かがみの姿勢になると楽になることがあります。

何をしても楽にならない場合は、腫瘍が疑われます。腫瘍には良性腫瘍と悪性腫瘍があります。

良性腫瘍は、脂肪腫やポリープ。
悪性腫瘍は、女性では子宮がんや卵巣がん、男性では前立腺がんの初期症状として坐骨神経痛が現れる場合があります。

外傷による圧迫

坐骨神経の通っている範囲に外傷を受けることにより、神経が圧迫、または傷ついて痛むことがあります。

リウマチ

慢性関節リウマチなどの症状が坐骨神経に圧迫を加え、痛むことがあります。

帯状疱疹

帯状疱疹は水ぼうそうのウイルスによる感染症です。子供のころにかかった水ぼうそうのウイルスが神経節に潜んでいることがあります。このウイルスが肋間神経に入り込むと肋間神経痛、坐骨神経に入り込むと坐骨神経痛になります。ウイルスが原因の坐骨神経痛は、しつこい痛みが続くことが多く、治療にも時間がかかります。

糖尿病

糖尿病神経障害によるものです。

動脈硬化症

動脈硬化症は、体内の動脈が硬化して血栓ができる症状です。腰や足部分への血管に血栓が詰まることで、坐骨神経を圧迫すると坐骨神経通になります。動脈硬化症は放っておくと、急性動脈閉塞症などにつながる恐れがあります。早めの治療が肝心です。

その他

・梅毒
・タールやアルコールの依存

このほか、便秘などによっても坐骨神経痛になることがあります。

坐骨神経症はどんな病気が隠れているのかを教えてくれるシグナルですから、痛みをこらえるだけでなく、早めに医療機関を受診して、原因を探っておきましょう。放っておくと、これらの症状が悪化し、命に関わることにもなってしまいます。

次ページ:坐骨神経痛の原因と治療法について。

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