糖尿病の方は要注意!両足先にしびれがでたら糖尿病性神経障害かもしれません!-しびれの足ドク-

糖尿病は、高血糖の状態が長く続くことにより、合併症を引き起こすことがよくあります。3大合併症といわれるもののうち、一番高い頻度で起こるのが糖尿病性神経障害です。

自覚症状が早いうちから出ますので、きちんと対処しておけば重症化することもありません。両足先の痛みから始まることが多いので、糖尿病をお持ちの方は、痛みには敏感になっておいたほうがよさそうです。

糖尿病性神経障害の始まりとは?

手足、特に両足先にしびれや痛みが出ます。

しびれというのはすべて、神経が損なわれたり圧迫を受けたりして起こる症状です。糖尿病性神経障害は、運動神経・知覚神経系と自律神経系が損なわれることによっておこる病気ですが、運動神経・知覚神経系が損なわれることによってしびれや痛みを感じます。

特に末梢神経が損なわれるので、足先から徐々にしびれが広がってくることがあります。普通の痺れとは違い、しばらく休んでいれば治るという性質のものではありません。しびれかな?と思うくらいの弱い感覚異常がぼんやりと続く状態です。足の底に厚い皮をかぶったような感じ、と表現する患者さんもいます。放置しておいても日常生活に影響するようなしびれではないため、市販薬などで対処する方もいるようです。

足だけではなく、手や顔にしびれが出ることもあります。顔に出た場合は、顔面神経麻痺などの症状になります。

自律神経系の障害では、立ちくらみが起きたり、便秘や下痢が起こりやすくなったりします。血糖値も不安定になりますので、低血糖を起こすこともあります。

放っておくと危険!しびれは危険を伝えるシグナルです!

上記のような症状が起きた場合は、市販薬などで対処せず、医師の診断を受けることをお勧めします。糖尿病性神経障害によるしびれは、市販薬などでは改善せず、重症化します。

しびれもひどくなってくると、感覚異常、しびれや痛みのために眠れない、やけどやけがに気が付かないという状態になってきます。

火傷やけがに気が付かないくらいになると、そこから雑菌がはいって足の組織が死んでしまうことにもなります。痛みは私たちに体が出してくれる危険信号ですが、しびれたり感覚不全になってきたりすると、この危険信号を出してもらえなくなります。

結果、普通では考えられないくらいの軽いことで、足の組織が死んでしまうことが起きます。結果、足を切断するしかなくなることもあります。

もう一つ怖いのは、下肢の筋肉が委縮してくることです。筋肉に萎縮が起これば、歩行困難やしゃがんでも立ち上がれないなど、日常生活に支障をきたすことが増えます。

糖尿病性神経障害は慢性的なものなので、一気に悪くなることはありませんが、それゆえに初期症状は放置しがちです。糖尿病の治療中の方は、少しでも異常を感じたらすぐに医師の診察を受けるようにしてください。

症状が進むと、触覚や痛覚、熱い寒いの感覚など、ほとんどあらゆる感覚がなくなってきます。

次ページ:糖尿病性神経障害の原因と治療法、予防法とは?とにかく血糖値を安定させましょう!

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