本当に怖い脳梗塞!その前触れを完全解説!-しびれの足ドク-

片方の足先だけにしびれ、足の冷たさなどを感じるようなら、注意してください。脳梗塞の可能性があります。

脳梗塞は、失語症や言語障害、半身不随などを後遺症として持つたいへん怖い病気です。用心にこしたことはありません。脳梗塞と一言で言っても、ゆっくり進行するものから段階的に進行するもの、突発的に発作が起こってあっという間に症状がそろってしまうものの3種類があります。

片足の足先だけがしびれ、同じ側の手や目の調子がおかしくなったら、とにかく落ち着いて、周囲の人に異常を伝え、急いで病院へ行くようにしましょう。

脳梗塞の始まり

脳梗塞には3つのタイプがあり、前触れはタイプによって若干違います。

ラクナ梗塞

脳の深いところに病巣ができるものです。繰り返し梗塞を起こすと、脳血管性認知症やパーキンソン病が起こることがあります。

片足の先、手の先などがしびれます。一過性のことが多く、一時的に片目だけ視力障害が起こることもあります。

アテローム血栓性梗塞

比較的多きな動脈の内腔が、アテロームといわれる硬化症状(粥状効果:じゅくじょうこうか)を起こして、そこに血栓ができるタイプのものです。

片足の先、手のしびれ、片目の視力障害からは今ることが多いです。症状は一過性なのですが、一度目よりも二度目、三度目…と段階を追うごとに悪化していきます。

心原性脳塞栓症

心臓にできた血栓が剥がれて、血流にのって全身を回るうち、動脈のどこかに詰まって起きるタイプの脳梗塞です。

片側の足や手のしびれ、言語障害、視野障害などが突然起こり、立っていられなくて倒れることもあります。即刻病院へ運んでもらわねばなりません。

しびれは大事なシグナルです。気が付いたら、注意して様子を見ることが大事です。異変を感じたら、ためらわずに病院へ行ってください。しびれを感じている場合には、車の運転は危険です。かならず誰かに連れて行ってもらうか、タクシーを利用するか、心原性脳塞栓症が疑われる場合には救急車を呼んでもらって下さい。心原性脳塞栓症の場合には、落ち着いて他人に頼んでいる暇はありません。周囲の協力がカギとなります。

放っておくとどうなるか

ラクナ梗塞

一過性の症状なので、見落とされがちです。が、放っておくと病巣が脳内に増えます。すると、脳の特定部位が病巣に侵され、変性してしまいます。このため、筋肉が思うように動かせなくなり、動作が鈍くなってくるパーキンソン病になることがあります。

脳の血流を阻害してしまいますので、脳血管性認知症を起こすこともあります。

アテローム血栓性梗塞

症状の進行が緩やかですが、半身へのしびれがどんどん広範囲になってくることがあります。言語障害や失語、失認などの高次脳機能障害を起こすことにつながります。

心原性脳塞栓症

強い意識障害に襲われます。命に関わる重症例も多く、大変危険です。後遺症も残ります。大脳の左右の機能のうち、言語中枢のある部分が障害を受けてしまうと、言葉が理解できなくなったり、家族の名前が顔がわからなくなったり、文字がわからなくなるなどの障害が出ます。

脳幹部に梗塞ができた場合は、呼吸麻痺や両手足の障害が起こることがあります。

次ページ:本当に怖い脳梗塞。原因と治療法、大切な予防法とは?-足ドク-

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