喫煙者で足の痺れのある方は要注意!バージャー病とは?-しびれの足ドク

正座などで起こる足のしびれは、血管がなんらかの原因で圧迫されて血流が滞り、神経に障害が起こって、その部分から先に力が入らなかったり、びりびり来るような感覚になったりするものです。

実際の圧迫以外に起こるしびれは、大きな病気の始まりである可能性があります。

もしかしたら、その症状はバージャー病かも知れません。
聞き慣れない病名ですが、20代から40代の男性と特に関係の深いバージャー病についてご説明します。

また、よく似た疾患として閉塞性動脈硬化症がありますが、こちらは40代以下はほとんど発症しません。女性の発症も、全体の2%程度です。

バージャー病の前兆とは?

バージャー病は、20代〜40代の男性に多く起きる病気です。原因は不明ですが、喫煙と関係があるといわれています。バージャー病は、以下のような症状で始まることが多いです。

手足の冷え、特に特定部位だけの冷え

寒ければ末端は冷えますが、特に末端の片側だけが冷えたりします。バージャー病は動脈の内膜に炎症が起き、動脈がふさがって血流が阻害される病気です。血流が阻害されると血行不良になりますから、特定の場所ばかりが冷えるということが起こってしまいます。足先、手先から出ることが多く、その部分の肌が蒼白になったりします。

かかとのしびれ

特に圧迫もしていないのに、しびれるようなこともあります。普通にしているだけなのにしびれるということは、どこかの血管で圧迫が起こっているということです。片足とは限らず、両足が急にしびれるようになることもあります。

放っておくと怖いバージャー病

バージャー病は、最初の症状が軽いのと、初期は目に見えにくいので、放っておく方も多いのですが、放っておくと取り返しのつかないことになる疾患です。

間欠性跛行(かんけつせいほこう)

進行すると、長い距離を歩いている時に痛み出す、間欠性跛行が起こるようになります。しばらく休んでいれば痛みも治まり、また歩けるようになりますが、だんだん安静時にも痛みが出てくるようになります。動脈だけでなく、静脈も炎症を起こして、静脈に沿って赤く腫れることもあります。

おできや靴擦れの悪化

おできができたり、靴擦れが悪化したように見えるのは、潰瘍かもしれません。しびれが出たり、痛みがある部位に腫物ができたり、腫れができたりするのは、細胞が壊れ始めている証拠です。

進行すれば、壊死の危険性も!

さらに進行すると、手足にチアノーゼを起こしたり、ひどい痛みを感じたりします。特に靴などで圧迫されやすい部分に炎症が起きると、広がってその部分が壊死をすることがあります。

壊死した細胞は現代医学でよみがえらせることはできません。放っておくと腐敗し、その腐敗物が血管の中を駆け巡った場合、敗血症などの重篤な症状を起こすことがあります。このため、壊死した部分は切断することになります。

次ページ:バージャー病の原因や治療法とは?

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